食べ飲み放題のオールインクルーシブホテル、TAOYA日光霧降にお酒が飲めないにも関わらず宿泊してきました。
オールインクルーシブの醍醐味はアルコール飲み放題、お酒が飲めないともったいない思う人もいるかと思いますが、ソフトドリンクやソフトクリームなどお酒が飲めなくても十分オールインクルーシブを楽しんできました。
また、TAOYA日光霧降の売りはオールインクルーシブだけではなく、絶景のインフィニティ温泉露天風呂!
自然と一体になったような露天風呂は日ごろの疲れを心身共に癒してくれます。
TAOYA日光霧降の様子を写真付きで紹介していきますので、日光のホテル選びの参考になれば嬉しいです。
TAOYA日光霧降はこんな人に特におすすめです。
- 無料大好き。オールインクルーシブのホテルに泊まってみたい人。
- 海より山が好きな人。
- インフィニティ温泉露天風呂で自然との一体感を味わいたい人。
【アクセス】シャトルバスあり
TAOYA日光霧降はその名のとおり、日光国立公園の霧降高原に位置します。
日光ICから約20分、無料駐車場ありと車でアクセスしやすいのはもちろん、JR日光駅と東武日光駅からシャトルバスが出ているので車がなくても簡単にアクセスできます。
今回は東武日光駅からシャトルバスでホテルに行きました。
私が行った時は無料でしたが、
※2025年1月6日から片道110円必要になりました。

東武日光駅を出て、

右手に進み、

横断歩道を渡ります。

横断歩道を渡ったすぐ右に霧降高原行のバス停があり、その先に

ホテルへのシャトルバス乗り場があります。
シャトルバス乗り場に椅子がありましたが、さほど大きくはないので座って待ちたいなら早めに来た方がいいでしょう。

バスは往復とも予約制ではありません。
シャトルバス時刻表
ホテル発 | JR日光駅発 | 東武日光駅発 |
9:00発 | 9:35発 | 9:40発 |
10:00発 | 10:35発 | 10:40発 |
11:15発 | 11:35発 | 11:40発 |
― | 13:25発 | 13:30発 |
14:00発 | 14:25発 | 14:30発 |
15:00発 | 15:35発 | 15:40発 |
16:00発 | 16:35発 | 16:40発 |
17:00発 | 17:35発 | 17:40発 |

シャトルバスは大型観光バス。

大型バスなので乗り心地も良かったです。
金曜日の13:30発のバスに乗りましたが、乗車率は2~3割くらい。
山道を上り、約15分ほどでTAOYAに到着です。
【TAOYA日光霧降】チェックイン

シャトルバスを降りるとすぐホテル入口があります。

ホテルに入って左側にフロント。
フロントがあるのは3階です。
【チェックイン時間】
15:00
シャトルバスを利用するとチェックインが重なるので多少混雑しましたが、フロント近くにウェルカムラウンジがあるのでそちらを利用し列が空くのを待ちました。


3階ウェルカムラウンジ
14:00~18:00
ウェルカムラウンジは14時からということでしたが、シャトルバスが到着した13時45分くらいにはドリンクがいただけるようになっていました。
アルコールは無く、ウーロン茶とみかんジュース、コーヒーがありました。
チェックインはフロントにて宿泊者名簿を記入、館内の説明を聞き夕食・朝食の時間を決めます。
担当してくれたスタッフの方は明るい感じで丁寧に館内の説明をしてくれました。
部屋に入れるのは15時以降なので、メインラウンジの1階暖炉ラウンジで待つことにしました。
【TAOYA日光霧降】1階暖炉ラウンジ
1階暖炉ラウンジは吹き抜けになっていて見るからにお洒落な感じです。

1階暖炉ラウンジ
14:00~22:00
7:00〜10:00
※アルコールの提供は14:00~22:00のみ

ソフトドリンク各種や

スリランカ初の紅茶ブランド、ディルマの紅茶。
オーソドックスな紅茶からフレーバーティー、ハーブティーと種類が豊富でした。

フロントロビーにもあったコーヒマシン。
お湯も出るので、紅茶を飲む時はこちらのお湯を使います。


自分で作るソフトクリームマシン。
北海道バニラらしく牧場で食べるような濃厚な美味しいソフトクリームでした。
そして、オールインクルーシブの目玉であろうアルコール。

ビールやレモンサワー、ハイボール
さらに、

赤ワインと白ワインもあります。

お酒のおつまみにナッツやチョコレート。
オールインクルーシブはお酒を飲む人には特にお得ですね。
さらに21時~23時にはここ暖炉ラウンジで夜食サービスがあります。
夕食でお腹はいっぱいでしたがオールインクルーシブを満喫するために夜食もいただきます。

私が宿泊した時はカレーうどんでした。

クリーミーなスープ。
意外とボリュームがあったので、夜食をいただくなら夕食時間は早めを選んだ方がいいかなと思います。
【TAOYA日光霧降】スタンダードツイン 客室
宿泊する部屋はスタンダードツイン(37m²)。
定員は1~4名で今回は3名で宿泊します。


部屋の鍵はカードキーではなく普通の鍵。
ですが、オートロックなのでドアを閉めると鍵が自動でかかります。
(普通の鍵だったのでオートロックだと気が付かず部屋を出る時になかなか鍵がかからないと焦ってしまいました。)
エントランス付近

入口側から見た部屋の様子。
落ち着いた雰囲気の部屋です。

ベッドがある方から見た入口側。
写真左に大きい鏡、その向かいの扉はクローゼットになっており、


半纏やハンガー、旅館によくある濡れたタオルをかけて置くスタンド、靴ベラ、除菌消臭スプレー、

館内履き用のサンダルがあります。
ベッド付近
3名利用なので2台のシングルベッドと1台のエキストラベッド。

ベッドが3台あっても狭くは感じませんでした。

エキストラベッドは2名1室の時はデイベッドとして使われているようです。
正規のベッドに比べれば小さいですが特に問題なし。

ベッドサイドのテーブルにはランプとティッシュ、時計。
コンセントはありませんがUSBが二口あるのでスマホの充電も2台同時にできます。

エキストラベッドの横にコンセントがありました。
水回り
洗面台・トイレ・シャワーといった水回りは客室に入って右手にあります。

人数分のコップ、ハンド&フェイスソープがあるシンプルな洗面所。
洗面台が幅が広めなので洗面用品など物を置きやすいです。
ペータータオルがあるのは衛生的で嬉しい。

ドライヤーもありますが、大浴場にダイソンとパナソニックの良いドライヤーがあるので部屋のものは使用しませんでした。
洗面所の右手に浴室とトイレ。

浴槽にはシャンプー、コンディショナー、ボディーソープあり。
トイレが独立していないのはマイナスポイントかなと思いますが、今回は部屋のお風呂を使わなかったこともあり特に問題はありませんでした。

トイレは最新ではありませんがウォシュレット。

消臭スプレーがあるのは嬉しい。
デスク回り、その他設備

ベッドスペースに入ってすぐに荷物を置く台。
台の下には懐中電灯と

館内で使えるカゴバッグ。
ビニール製なので大浴場に持って行くのにも丁度良い。
なかなか可愛くてホテルの売店で購入可能です。

荷物置き場の隣、ベッドの正面にデスクやテレビなどがまとまっています。

ゴミ箱はデスクの横にありました。

デスクの前には鏡があるのでここに座ってメイクもできますし、

コンセントもあるのでパソコン作業などもできそうです。
もちろん無料WIFIあり。
ただしたまに途切れることがあったので電波は弱めかもしれません。

テレビは大きめ。
スマートテレビでYouTubeが観られて良かったです。
テレビが置いてある台の下の引き出しには、

館内案内や

バスタオルとビニール袋に入ったフェイスタオルが人数分ありました。

セーフティボックスは暗証番号式ではなく鍵式です。

シャープのプラズマクラスターの空気清浄機もあります。
ミニバー
ラウンジでドリンクが飲み放題ということもありミニバーは必要最低限といった感じ。

無料の500mlのミネラルウォーターが人数分とタイガーの電気ケトル。
水が置いてある下の扉を開けると

ホテルによくある小さめの冷蔵庫。
中は空でした。
お茶セットはセーフティボックスが入った扉の左の引き出しの中。

人数分のグラスと湯飲み茶わんと人数分×2の煎茶のティーパック。
ラウンジには冷たい緑茶しか無かったので温かい緑茶好きには有難いです。
景色
ホテルが高原にあるため部屋からも自然いっぱいの景色を楽しむことができます。
バルコニーの写真を撮り忘れたのですが、椅子は無いので寛ぐ感じではないものの外に出て景色を楽しむくらいの広さはあります。
3階の部屋のバルコニーからの景色は

ちょうど紅葉の時期だったこともあり見事。
少し身体を乗り出すと左側に山も見えました。
夜もバルコニーから星空が見えそうでしたが寒くて断念してしまいました。
【TAOYA日光霧降】 館内着
館内着は浴衣ではなく作務衣です。
フロントがある3階の連絡橋を渡った先のエレベーター前に置いてあるので各自で取って行きます。


歯ブラシセットも同じ場所にありました。
部屋には置いていないので必要ならこちらから持って行きましょう。
作務衣は男女共用でサイズの目安はこちら。
Lサイズ | 175㎝~185cm |
フリーサイズ | 155㎝~175㎝ |
Sサイズ | 135㎝~155㎝ |
子供大サイズ | 110㎝~135㎝ |
子供小サイズ | 90㎝~110㎝ |
さらに特大サイズがフロントにあるそうです。
ちなみに160cmの私がフリーサイズを着るとこんな感じでした。

ズボン丈が少し短めなので冬場や寒がりな人は長い靴下を用意した方が良いかもしれません。
【TAOYA日光霧降】温泉大浴場
TAOYA日光霧降の目玉の一つは絶景のインフィニティ露天風呂。
この露天風呂に入るためにこのホテルに来たと言っても過言ではありません。
大浴場は6階にあります。

大浴場の前にバスタオルとフェイスタオルがあるので部屋から持ってくる必要が無いのは嬉しいです。
脱衣所は少し狭めですがロッカーの数は多かったです。
ロッカーは鍵付き。
部屋にはアメニティ類が無いですが大浴場には
- クレンジング
- 化粧水
- 乳液
- ヘアトリートメント
- かかとクリーム
- 綿棒
- コットン
- シャワーキャップ
- ヘアブラシ
等が並んでいます。
クレンジング、化粧水、乳液は雪肌精です。
ドライヤーはパナソニックナノイーとダイソン。
ダイソンのドライヤーは少し重かったですが風量抜群でした。
脱衣所には水とお湯が出るウォーターサーバもあるのでのぼせてもすぐ水分補給できます。
洗い場は一つずつ仕切りがあり地味に嬉しいです。
さらに嬉しいのはシャワーがリファとミラブルだったこと。
リファを使いましたが霧の様に細かい水流で毛穴の汚れが落ちたような気がします。
浴室には内湯が1つとサウナと水風呂あり。
内湯は残念ながら温泉ではありませんが窓も大きく景色を楽しめます。
外は寒いので内湯でしっかり温まってから露天風呂に行きました。
お待ちかねの露天風呂は浴室を出て階段を数段上った先にあります。
露天風呂からの眺めは山々と空が広がり解放感抜群。
湯舟は横に長いので多少の混雑でもゆったり入れます。
また温度もぬるめなのでずっと入っていられます。
私が行った日は快晴という感じではありませんでしたが、少し霧(雲)がかっている雰囲気も素敵でした。
しかも露天風呂は温泉なので日ごろの疲れが癒されました。
【TAOYA日光霧降】6階湯上りラウンジ
お風呂を出た後は同じく6階にある湯上りラウンジへ

お洒落椅子が並ぶ空間。
窓が大きく天気が良ければ最高の景色です。
6階湯上がりラウンジ
15:00~24:00
5:30〜10:00
※アルコールの提供は15:00~24:00のみ
このラウンジも充実していて

ソフトドリンクはウーロン茶、白桃のビネガードリンク、ぶどうジュース

アルコールはハイボール、レモンサワー、ビールがあります。
私はアルコールが苦手なので味わえないのですが、お風呂上りのビールは格別なんだろうなと思います。
お子様やアルコールが苦手な人に嬉しいのが

アイスキャンディー。
種類は4つで私が食べたのは青りんごとサイダーでした。
時間帯によるとは思いますが私が行った時は人が少なくゆっくりできました。
【TAOYA日光霧降】夕食・朝食ビュッフェ

夕食・朝食は共に1階レストランでビュッフェです。
夕食は90分、朝食は60分制、チェックイン時にそれぞれの開始時間を予約します。
夕食
夕食開始時間の1番早い時間である17時に予約。
17時少し前にビュッフェ会場に行くとすでに行列でした。
チェックイン時に渡された食事券をレストラン受付に渡し、指定された席に行きます。

テーブルの上には醤油、塩、胡椒があります。
今回は普通の席でしたが、会場には

籠に囲まれた半個室風のお洒落な席もありました。

ビュッフェ会場と席の地図をくれるので分かりやすい。

料理を運ぶのに便利なカートもあります。
料理は和洋中と種類も豊富。


サラダのドレッシングはシーザー、胡麻、中華の3種類ありました。
お刺身は盛り合わせになっています。




アヒージョやシンガポール風ガイトート(チキン)といったお洒落なメニューから定番のステーキや茶わん蒸しなど。
また、宇都宮餃子や鹿沼名物のニラ蕎麦、さらに日光名産ゆばがクワトロフロマッジやグラタン、麻婆豆腐に入っていてご当地の味も楽しめます。
その他、エビ、サーモン、稲荷ずしなどのお寿司、カレーや揚げたて天ぷらなどがありました。
デザートも充実。




ライチやパイナップルなどのフルーツ、プリン、ミニケーキからわらび餅や杏仁豆腐までデザートも和洋中と楽しめます。
アイスは嬉しいハーゲンダッツでストロベリー、グリーンティー、バニラの3種類でした。

お酒が飲めない分デザートを多めに。
どれも美味しかったですが貴婦人プリンが特に美味しかったです。
もちろんここでもアルコールは飲み放題。
ビール、ワイン、日本酒、ウィスキー、焼酎、果実酒など一通り揃っているのでアルコール好きの人にはたまらないでしょう。
朝食
朝はゆっくりしたかったので朝食は1番最後の8時30分で予約しました。
最後の時間ということで、料理によっては補充が無かったのが少し残念でした。
朝食を全力で楽しみたい人は最後の時間は避けるか、初めに食べたいものを確保しておいた方がいいかもしれません。
夕食時同様受付で食事券を渡し指定された席に着きます。


ミックスベリーのスムージーは甘さ控えめ。
フレンチトーストは中がとろとろで美味しかったです。
ホイップクリーム、ベリーソース、メープルシロップが用意されていました。


黒いお椀は自分で作る(湯がく)ラーメン。朝にぴったりの優しい味でした。
炭水化物ばかりになってしまいましたがお茶漬けも。
朝のアイスもハーゲンダッツ。夕食時にはなかったチョコレートアイスがありました。
そして昨夜食べて美味しかった貴婦人のプリンがあったのでまたいただきます。
その他、出汁巻き玉子やスクランブルエッグ、ソーセージ、パン各種や肉じゃがやカレー、自分で作る海鮮丼などがありました。
(最後だったので海鮮丼の具が少なかった気が…)

朝食からスパークリングワインが飲み放題です。
【TAOYA日光霧降】チェックアウト
【チェックアウト時間】
- 11:00
チェックアウトは遅めの11時。
朝をゆっくり過ごせるので嬉しいです。
10時30分~11時はフロントが混雑するとのこと。

フロント隣に自動精算機があるのでそちらで先に精算を済ませておきました。
部屋の鍵にICチップが付いているので、それを精算機にかざして精算します。
もちろんフロントでも5時から精算可能です。
帰りも日光駅までシャトルバスに乗ります。
11時15分のバスに乗りましたが11時少し前にはバスがホテル前に来て車内に入れました。
出発は時間通りでしたが、混んでくるとグループで席が離れている人もいたので早めにバスに乗っておいた方がいいかもしれません。
まとめ
TAOYA日光霧降はオールインクルーシブなので気兼ねなく食べたり飲んだりできました。
お酒を飲む人はもちろん、飲まない人でもアイスやソフトドリンクなどでオールインクルーシブを楽しめると思います。
今回の宿泊で1番気に入ったのは、インフィニティの温泉露天風呂。
テレビやSNSで観ていた以上にお風呂から見える空と山の景色や解放感は抜群でした。
標高約1,000mの霧降高原にあるホテルは自然に囲まれ、TAOYAのコンセプト通り「ゆったりと、たおやか」なひと時を過ごすことができます。
食べて飲んで絶景温泉に入って日ごろの疲れを癒してみてはいかがでしょうか。