ピーチ航空を利用して1泊2日(3日?)の台湾旅行に行ってきました。
人生初のLCC、初の弾丸海外旅行、初の早朝便で不安も若干ありましたが、へとへとになりながらも問題なく行って帰ってこれました。
この記事ではピーチ航空の予約から羽田空港出発、台北・桃園空港到着までの様子を紹介します。
ピーチ航空に興味がある、早朝便ってどんな感じか不安という人の参考になれば嬉しいです。
フライト詳細
便名:MM859
出発時間:東京/羽田05:45
到着時間:台北/桃園08:55(日本時間09:55)
所要時間:4時間10分
ちなみに帰りのフライトはこちらでした。
便名:MM860
出発時間:台北/桃園20:55
到着時間:東京/羽田00:55
所要時間:3時間00分
予約
出発の2か月くらい前にピーチの公式ホームページより予約。
座席指定や預け手荷物などが付かない最安値の「ミニマム」に、座席指定のオプションを付けて予約しました。
料金
弾丸往復運賃セールを行っていた時期に予約をしましたが、週末(3連休)出発のため残念ながらセールには該当せず。
想定より高い金額となってしまいましたが、JALなどのフルキャリアに比べれば安かったです。
セールに該当する曜日(私が予約した時のセール該当曜日は月~木曜日)の運賃はかなり安かったので、セールを狙って該当曜日に行くとLCCの安さの恩恵を大いに受けられると思います。
【往路】
運賃 | 22,490円 |
諸税・空港使用料等 | 3,950円 |
座席指定(窓際席) | 940円 |
発券手数料 | 640円 |
合計 | 28,020円 |
【復路】
運賃 | 24,890円 |
諸税・空港使用料等 | 2,400円 |
座席指定(窓際席) | 940円 |
発券手数料 | 640円 |
合計 | 28,870円 |
早朝の羽田空港へ
公共交通機関が動いていない時間なので羽田空港までは自家用車で行きました。
眠くて頭が働かず途中で道を間違ってしまいましたが、夜中の道が終始空いていたおかげで遅れることなく空港に着くことができました。
駐車場は羽田空港の第3ターミナル直結のP5駐車場。
駐車場の表示は「空車」になっていましたが、中に入ると結構埋まっている感じでした。

今回のフライトで1番辛かったことは羽田空港までの道のり。
早く寝る予定が遅くなり早く起きなきゃと思うと眠れなく、ほぼ徹夜状態になってしまいました。
今度同じフライトに乗るなら本気で気合を入れて早寝するか、夜空港に行って空港のベンチで寝ます。
チェックイン
チェックイン時間は出発時刻150分~50分前まで。
ピーチの羽田空港・国際線はアプリや自動チェックイン機でのチェックインができないためカウンターへ行く必要があります。
チェックイン開始時刻(3時15分)から時間が経った4時頃のカウンターはさほど混んでいなくサクッと手続きが完了しました。
機内持ち込み手荷物
ピーチの機内に持ち込める荷物は身の回りの品を含めて1人2個までで合計7㎏まで。
サイズは3辺(縦・横・幅)の合計115cm以内です。
今回は1泊だったので荷物を出来るだけ少なくし、小さめのショルダーバッグと30リットルのリュックで重さは合計3.8㎏でした。
7㎏まであと3.2㎏の余裕がありお土産も買えそうで一安心です。
保安検査・出国審査
出発ロビーのベンチは公共交通機関の始発や早朝便を待つ人で混雑しているし特にすることもないので、チェックイン手続き後すぐに保安検査と出国審査に向かいます。
保安検査も出国審査も空いていてあっという間に終了しました。
食料調達・搭乗ゲートへ
今回の搭乗ゲートは148番。
出国審査を抜け左手にずっと進んだ先にあります。
ピーチはLCCなので機内食は有料。
眠いし食欲も無いのですが、台湾に着くまで何も食べないとお腹が空いてしまうだろうということで搭乗ゲートに向かう前に食料を調達します。
制限エリアのフードコートは早朝でも開いているお店もありましたが値段が高い。
24時間営業のセブンイレブンが今回の搭乗ゲートとは逆方向の出国審査を抜けて右手にずっと進んだ先にあります。
フロアマップを見て、その遠さに一瞬怯みましたが気合を入れてそちらに向かいます。
朝が早すぎるのか品切れのものもありましたが、無事におにぎりを調達。
機内では寝ると決めていたので機内に乗り込む前に搭乗ゲート近くのベンチで食べてしまいます。
ピーチMM859搭乗の様子
搭乗開始
定刻通りにボーディング開始。
優先搭乗はなく先に後方席の人が搭乗、その後前方席の人の搭乗が始まります。
機内の様子
搭乗率は7.8割くらい。
ちょこちょこ空いている席がありました。
眠っている人がやはり多いのか機内は静かな感じでした。
またピーチは日本の会社(全日空の子会社)ということもあり、機内は台湾感はあまり感じず日本感が強めでした。
座席
座席の配列は3列-3列。
座席は自分ではリクライニング出来ませんが初めから気持ち程度にリクライニング状態になっています。
頭を支える折り曲がり式のヘッドレストは付いていないのでネックピローを持って行きました。
もちろん、枕、ブランケット、イヤホンといったものも一切ありません。
USBポートも無いので機内で携帯等の充電が必要な場合はモバイルバッテリーを持参しましょう。
座った時の膝元はこんな感じ。
(黒い服を着ていて膝との境目が分かりにくかったので白でライン引いています。)


座席ポケットに何も入れていない時は少し余裕がありますが、ポケットにペットボトルを入れたらキツキツでした。


前の座席下は余裕があり脚は伸ばせたので良かったです。
機内での過ごし方
座席にモニターは無し。
2024年11月までは機内デジタルサービスなるものがあって自分のスマホなどで動画を楽しめたようですが現在は終了しています。(2025年3月現在)
機内WIFIも無いので必要な場合は自分のディバイスに事前に動画などをダウンロードしておきましょう。
私は徹夜に近い状態だったので眠ることに集中。
ぐっすりとはいきませんでしたがウトウトはできました。


また台湾の入国カードが配られます。
オンライン申請をしていない人は空港に着いてからの時間を節約するためにも機内で記入を済ませておきましょう。
機内食
機内食は水を含むドリンクも有料。




地上に比べれば高いですが、水は350mlで200円程度。
支払いはICチップ付きのクレジットカードや現金(日本円・台湾元)も大丈夫です。
飲食物の持ち込みを一切禁止しているLCCもありますがピーチは持ち込み可能なのと寝ている人が多かったからか、機内食を頼んでいる人は少ない印象でした。
台湾到着


遅延もなく桃園空港に着陸にしましたが、着陸してから飛行機を降りるまでに時間がかかりました。
飛行機を降りるとこのようなカードを配っています。


これは「アフリカ豚熱(ASF)識別カード」といってアフリカ豚熱発生の国・地域以外から来たことを証明するためのもの。
これを持っていないと動物検疫の検査を受けることになるので必ず受け取りましょう。
入国審査は長蛇の列。
審査自体は指紋登録と顔写真の撮影はありますが質問されることは一切なくすぐに終了しました。
まとめ
飛行機に乗るまでは眠くて眠くて早朝のピーチ便を選んだことに若干後悔していましたが、台湾到着後はテンションも上がり夜まで元気に過ごせました。
座席は狭いですが台湾くらいまでなら我慢できる範囲ですし機内では寝て過ごしたのでモニターや機内食が無いのも全く問題ありませんでした。
(むしろ機内食のサービスによって起こされないので良かった)
早朝(夜中)に空港に行くまでの辛さが難点だったので、それをクリアできる空港近くに住んでいる人・前泊ができる人・寝なくても大丈夫な人には間違いなくおすすめです。
飛行機に乗ってしまえば思ったより楽だったので、次回は空港までの行き方や過ごし方を見直してまたピーチで弾丸旅行に行きたいと思います。