【初めてのインド】シゲタトラベルで空港送迎とアグラ日帰り旅行を頼んでみた体験記

2024 11/04

2024年11月4日 2024年11月4日

インドに行ってみたいけどハードルが高そう、でも団体ツアーではなく自分のペースで旅行したい。

そう思っている人は、旅行会社に現地ツアーや手配をお願いするのがおすすめです。

私も個人旅行でしたが、初インドということもありインド旅行者の間では有名な(？)シゲタトラベルにいくつかお願いしました。

頼んだことは

空港送迎
両替
アグラ日帰り旅行

数ある旅行会社の中からシゲタトラベルを選んだ決め手は、口コミの評判も良く料金も他の会社よりお手頃だったから。

この記事ではシゲタトラベルを実際に体験した様子を紹介していきたいと思います。

シゲタトラベルとは

シゲタトラベルはニューデリーのパハールガンジにある日本人御用達の旅行会社。

地球の歩き方や某有名YouTubeでも紹介されている旅行会社です。

パッケージツアーや手配旅行、空港送迎、列車やSIMカードの手配はもちろん、様々な相談にも持ってくれる頼もしい会社です。

シゲタトラベルの１番の魅力は日本語でコミュニケーションができること。
日本人のシゲタさんの会社かと思いきや、シゲタさんはいなく日本人もいないようでした。

予約と支払い

シゲタトラベルの公式ホームページは日本語対応。
そこから日本語で問い合わせをすることができます。

お問い合わせ画面では「LINEやWhatsAppなどのチャットID」を入力するのですが、私はLINEのIDは作成しておらず他のチャットアプリも使っていないため、ホームページに載っているメールアドレスに直接メールを送りました。

メールの返信も早く文面はまるで日本人とやり取りしているかと思うくらい完璧で丁寧な日本語。
おかげでスムーズに予約をすることができました。

※今回はメールのやり取りだけでしたが、現地で対面でお願いすることも可能です。

支払いは、日本で予約した分で両替以外は日本円で口座振り込み、現地に行ってから依頼したホテルから空港送迎はドライバーさんに現金(ルピー)払いでした。

デリー空港からホテルへの送迎＋両替

空港からホテルへ専用車(小型車)での送迎(チップ別)
2名で1,575ルピー

ホテルに行くだけならUberなどの配車アプリで良いと思います。
しかし、両替もお願いしたかったので空港送迎時と一緒に頼めるシゲタトラベルにお願いしました。

両替は日本円でいくら両替したいかを事前に伝え、空港送迎の時にその分のインドルピーを持って来てくれます。
レートも悪くなく概ね満足なのですが、少し残念だったのは予め細かい紙幣を希望していたのに1番小さい紙幣が100ルピー札だったこと。
ただ、少額紙幣をお願いしたら10ルピーや20ルピーが入っていると思い込んでいたのですが、100ルピーも少額紙幣に含まれるようです。

もし100ルピーより小さい紙幣が欲しいときは具体的に希望を出した方が良いでしょう。

デリー空港での待ち合わせ場所は事前にメールで分かりやすい地図を送ってきれくれます。
指定された場所に行くと名前を書いた紙を持ってドライバーさんがちゃんと待っていてくれました。

ちなみに飛行機が遅れた時などドライバーさんは待っていてくれるのか疑問でしたが、飛行機の運行状況を逐一チェックしてるので大丈夫とのことなので心配なさそうです。

ドライバーさんは穏やかな青年。
日本語は通じませんが、事前にホテルの場所も伝えているので困ることはありませんでした。
ホテルに行く途中でインドや観光地などについて英語で説明してくれました。

アグラ日帰り旅行

ホテル～アグラの往復専用車(小型車)と日本語ガイド(観光地の入場料・昼食代・チップ別)
2名で14,900ルピー(1人7,450ルピー)

元々の予約は

ホテル～ニザムディン駅の往復送迎
ニザムディン駅ー～アグラの往復列車(ガティマン・エクスプレス)
アグラでの専用車と日本語ガイド

でしたが、なんとインドに到着した日に予約していた列車が当面運休になったことが判明しました。

そこで急遽デリーから車でアグラに行く旅程に変更してもらいました。
日本語のガイドさんもデリーから一緒です。

デリーからアグラ

当日はガイドさんがホテルのロビーにお迎えに来てくれます。
約束の時間の45分前には来ていたそうです。

アグラまでは高速道路を使います。
高速道路なのに逆走する車や牛がいたりとインドを感じられますが、概ね道もしっかりしていて快適な車の旅でした。

途中サービスエリアで休憩します。

サービスエリアのトイレは意外と綺麗。
ただし紙が無かったので持参しましょう。
トイレの入口で公式ではなさそうなお婆さんがトイレットペーパーをちぎって売っていました。

サービスエリアには軽食も売っています。

お好み焼きのようなインドのパン？
具と一緒に焼かれていてもちもちしています。
普通のヨーグルトと辛いソースが付いてきました。

行きは渋滞もなく3時間半くらいでアグラに到着です。

タージマハル

インドといったらタージマハル。
インドに来た最大の目的のタージマハルに向かいます。

タージマハルの西門に続く道。
猿がたくさんいました。
5分くらい歩くと、

チケット売り場があります。
インド人と外国人観光客で入場料は違います。
外国人観光客の入場料は1,300ルピー(霊廟入場料200ルピー、ADA50ルピーを含む)でした。

ADAはインド考古学局へ支払う観光税的なもの。
1度支払えば当日ならアグラの複数の観光地で利用できるので、その日にアグラの観光地に行く予定があればチケットは捨てずにとっておきましょう。

チケットを買った後、水と霊廟に入るときに使うシューズカバーをもらって入場します。

入場の際に、荷物検査と男女分かれてのボディチェックがあります。
タージマハルは荷物の持ち込みが厳しいので必要最低限の荷物で行った方がいいです。
実際私が持ち込んだものは、

小さめのショルダーバッグ
財布
スマホ
パスポートのコピー
ハンカチ・ティッシュ
折り畳み傘(雨だったので)
入口でもらった水
帽子

パスポートのコピーはガイドさんからタージマハルの入場の際に身分証明書の提示を求められる場合があると言われたので持って行きましたが、この時は身分証のチェックはありませんでした。

ガイドさん曰く、アルコールや刃物といった危険物はもちろん、食べ物(飴も)や日焼け止めなどの化粧品、筆記用具や本(ガイドブックも)なども持ち込み不可とのこと。

荷物検査で引っかかった物は捨てるかクロークがあるのでそこに預けます。
今回は専用車があったので予め車に荷物を置いておけたので良かったです。

メインゲートで写真を撮っていると、ガイドさんがいるにもかかわらずカメラマンの客引きが寄ってきました。
ちなみにガイドさんは、「写真撮ってくれますよ、頼みますか？」という感じで客引きから守ってくれる感じではありませんでした。

雨が降ったり止んだりの天気でしたが、「逆に人が少なくていいですね」とガイドさんが慰めてくれました。

タージマハルの左側。
タージマハルは左右前後どこから見てもタージマハルでした。

初めに買ったチケットを見せて霊廟に入るのでチケットは捨てないように。
また、タージマハル内でも入口と同じ値段で霊廟のチケットが買えます。

近くで見るタージマハルは大きくて圧巻。
霊廟内部は撮影禁止です。

昼食(マヤレストラン)

昼食は行きたいところがあればそこに連れて行ってくれるようですが、特に希望も無かったのでガイドさんおすすめのインド料理のマヤレストランへ。

マヤレストランはタージマハルから近く観光客向け。
ガイドさんも「観光客向けだから(辛さも控えめで)食べやすい」と言っていました。

頼んだのはタンドリーチキンと写真がないのですがほうれん草カレーとガーリックナン。
確かにスパイスも抑えめで食べやすく普通に美味しかったです。

残念だったのはトイレがあまり綺麗ではなかったこと。
たまたまかもしれませんが、紙はありませんでした。

しかし、ガイドさんは「レストランのトイレは綺麗だよ」と言っていたので、インドでは綺麗な方なんだとは思います。

アグラ城

昼食後はアグラ城へ。

こちらもインド人と外国人観光客の料金は違います。
外国人観光客は650ルピー(ADA代50ルピー含む)
今回はタージマハルでADA代50ルピーは支払い済なので入場料の600ルピーのみ支払いました。

アグラ城は門の時点でなかなかの迫力です。

ジャハーンギール宮殿の前にある大きな浴槽。
自分だけなら素通りしそうですが、ガイドさんがこの浴槽についてたくさん説明してくれてました。

タージマハルを建てたシャージャハーンが幽閉されていたムサンマン・ブルジュ。
遠くにタージマハルが見えます。

お土産屋について

旅行会社にガイドや車を頼むと無理やりお土産屋に連れて行かれるのではと心配する人も多いと思います。

シゲタトラベルからは事前に、ドライバーの選定には注意を払っているが万が一勝手にお土産屋に立ち寄ろうとしたら会社にすぐ連絡するよう案内がありました。

実際当日はガイドさんから、サリーレンタル、大理石加工場、お土産屋への立ち寄りを提案されました。
すべて断りましたが無理強いは全くされませんでした。

断った時は少し残念そうでしたが、その後態度や機嫌が悪くなることも無かったので(見せてないだけかもしれませんが)、曖昧に返事してモヤモヤするより行きたくなければハッキリ断った方が良いです。

ただ、その時はお土産屋に連れていかれること自体に拒否反応があり断ってしまったのですが、食べ物以外のインドっぽいお土産を最後まで買わなかったので大理石加工場には行ってみても良かったかなと思っています。

アグラからデリー

帰りも高速道路を使います。

途中でサービスエリアに寄りました。
国営のようで中の写真は撮ってはいけないとガイドさんからお達しがありました。

中は行きに寄ったサービスエリアより綺麗で新しかったです。
トイレもインドの高級ショッピングセンター並みに綺麗で紙もちゃんとありました。

デリーが近づくに連れ高速道路は渋滞、デリー市内に入るとさらに渋滞が悪化。

行きは3時間半くらいでしたが、帰りは4時間半くらいかかってホテルに到着しました。

ホテルからデリー空港への送迎

ホテルから空港へ専用車(小型車)での送迎(チップ別)
2名で1,312ルピー

ホテルから空港まではUberを使う予定でしたが、デリーは渋滞が酷く時間が読めなかったのと滞在中にUberをキャンセルされたことがあったため安全策でシゲタトラベルにお願いしました。

前日の夕方にメールを送ったところすぐに返事が来て対応してもらえました。

飛行機の時間を伝えるとシゲタトラベルでホテル出発時間を決めてくれます。
デリーの国際線では空港に入る時にチケットのチェックがあるために余裕をもって(3時間くらい前)到着した方がいいそうです。
そのような現状や交通状況を加味して時間を決めてもらえるので安心です。

当日は19時5分の飛行機に対してホテル15時出発です。
時間ぴったりにドライバーさんがホテルに来てくれました。

ドライバーさんは行きの方より英語が苦手なようでしたが、私も英語が苦手なのと送迎だけなので特に困ることもありませんでした。

案の定渋滞しましたが1時間ちょっとで空港に到着しました。

まとめ

今回シゲタトラベルにお願いした感想は「楽」でした。

特にアグラの日帰り旅行では、道中爆睡したり、観光が終わったら何も言わずに車が来て次の場所に連れて行ってくれたり、観光中は余分な荷物は車に置いておけたりと個人手配では考えられないほど楽して観光することができました。

自分で手配した方がもちろん安いですが、有名な他の旅行会社に比べれば良心的な金額でした。

日本での支払いにクレジット決済ができないことや現地で支払った時に領収書的なものを渡されず後で何かあったらどうするのかなと一瞬思った(特に何もありませんでしたが)こともありましたが、基本的には満足しているのでシゲタトラベルはインドでの旅行会社選びに迷っている人におすすめできる会社です。

シゲタトラベルのような旅行会社に必要な部分はお願いし、安心して個人でインド旅行を楽しんでみませんか？

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