2023年、人生3回目のホノルルマラソンに参加しました。
今回は参加に向けて実際に日本でどんな準備をいつ頃したのか、そして金額はどれくらいかかったのかを紹介します。
- ハワイに行ったことはあるけどホノルルマラソンに出るには何をやっておけばいいの?
- そもそも初ハワイ、何を準備すればいいの?
- 実際にかかった金額が知りたい!
この記事を読めばホノルルマラソンに向けて準備するべきことが具体的に分かります。
かかる費用は為替の影響や滞在期間・ホテルランクなどによって異なってきます。
あくまで今回(2023年)の私の場合ということで一例として参考にしてください。
ホノルルマラソン 必須の準備
ホノルルマラソンに行くための必須の準備は
- 航空券の手配
- ホテルの手配
- ホノルルマラソンエントリー
- パスポート申請(持っていない人)
- ESTA申請(持っていない人)
最悪これさえ準備していれば、ホノルルマラソンに参加はできます。
航空券の手配
2023年4月上旬比較サイトのスカイスキャナーで航空券をチェックしJALの公式サイトから予約。
基本的に航空券は、スカイスキャナーでおおまかにチェックし目星をつけたフライトの航空会社の公式サイトから予約をしています。
公式サイトから予約するメリットは、問題が起きた時の対応の早さと話しの通じやすさ。
航空券予約サイトで予約をするとそこが間に入るので航空会社と直接やり取りができなかったり、航空券予約サイトのルール(手数料など)が適応されてしまいます。
また、航空会社の公式サイトは高いというイメージがあるかもしれませんが、比較すると異常に高いということもなくむしろ手数料を考えると公式サイトが1番安いという場合もあります。
12月8日(金)日本発、12月14日(木)ホノルル発
羽田空港発着
JAL便エコノミークラス
往復177,210円(燃油サーチャージ・諸税込)
ホノルルマラソンの時期はチケット代が高くなります。
羽田空港発着(成田空港は家から遠い)、出来るだけ日本出発は遅い便(出発日に仕事をするかも)、ハワイ発は午後便(帰国日もぎりぎりまでハワイを楽しみたい)、多少の金額差ならエコノミーでも座席が広いJALが良い、などの希望を優先したのでこの金額となりましたが、特にこだわらなければもっと安い便もありました。
デルタ航空で安い便があったけど、当時は運休中で本当に再開するのか不安だったので今回は却下しました。
JALでホノルルマラソンに参加するとゴール後にJALテントを利用でき、冷たい飲み物やアイシング用の氷などをもらえます。
また、HiBus(ハイバス)というトロリーのワイキキとアラモアナセンターを結ぶ「アラモアナルート」に無料で乗車できます。
しかもホノルルマラソン期間中は、ゼッケンや完走証の受け渡し会場のハワイ・コンベンションセンターへもHiBusで行くことができます。
ワイキキとハワイ・コンベ ンションセンターを結ぶオフィシャルトロリーが無料で運行されていますが本数が少ないのでHiBusに乗れてとても便利でした。
ホテルの手配
今回は6泊とまあまあゆっくりできるので2つのホテルに泊まることにしました。
前半4泊はパシフィックモナーク。
ゴールに近いコンドミニアムタイプのホテルで過去2回ほど泊まっています。
ホノルルマラソンではスタート近くかゴール近くのホテルが人気となりますが、私は帰りに少しでも楽をしたいのでゴールに近い方が好みです。
コンドミニアムの良い所は普通のホテルより広々していることとキッチンがあること。
自炊はしなかったのですが、電子レンジで前日買ったおにぎりをマラソン当日の朝に温めたり、水回りが洗面所とキッチンの2か所にあるので何かと便利です。
4月中旬にパシフィックモナーク公式ホームページで予約
パシフィックモナーク
パーシャルオーシャンビュー スタジオタイプ
2名1室 4泊
部屋代 842.4ドル
税金・リゾートフィー 269.24ドル
計 1,111.64ドル(カード決済額162,325円)
後半2泊はアウトリガーリーフ ワイキキビーチリゾート。
選んだ理由は、良いホテルに泊まってみたかったのとワイキキビーチ沿いのホテルの中では比較的リーズナブルだったこと、そして2020年に全面改装されていて綺麗そうだったからです。
4年ぶりの海外旅行ということもあり、せっかくなのでオーシャンビュールームにしました。
3月下旬にホテルズドットコムで予約
アウトリガーリーフ ワイキキビーチリゾート
オーシャンタワー オーシャンビュールーム
2名1室 2泊
部屋代・税金 144,924円(事前にホテルズドットコムに円で支払ったのでドルの金額は不明)
リゾートフィー 106.16ドル(カード決済額15,374円)
計 160,298円
アウトリガーリーフ ワイキキビーチリゾートはパシフィックモナークの半分の宿泊日数なのに値段が約2倍。
その分非常に快適でリゾートなハワイ滞在を満喫できました!
ホノルルマラソンの時期は人気のホテル・プランはどんどん満室になっていきます。
直前までキャンセル料がかからないプランも多いので気になるホテルを見つけたら予約しておいた方がいいでしょう。
(キャンセル料がいつまでかからないかよく確認の上)
ホノルルマラソンエントリー
ホノルルマラソンはエントリー時期によってエントリー料が異なり、早いほど安くなります。
2023年大会のエントリー料(フルマラソン)がこちら
アーリーエントリー | 1期エントリー | 2期エントリー | 現地エントリー |
2023年4月21日~5月16日 | 2023年5月26日~10月11日 | 2023年10月12日~11月15日 | 2023年12月7日~12月9日 |
26,000円+手数料5% | 32,000円+手数料5% | 38,000円+手数料5% | 400USドル |
現地に着いてエントリーもできますが、高い。
仮に1ドル150円として60,000円。
行くと決めたら日本で、そして早めにエントリーした方がいいでしょう。
ただしキャンセル料は戻ってこないので注意が必要です。
何も問題が起きない限りはホノルルマラソンに行く、何かあって行けなくなったらしょうがない、ということでアーリーエントリー時にエントリー完了。
アーリーエントリー
27,300円(手数料込)
エントリー方法についてはこちらの記事で解説しています。
パスポート申請
パスポートを持っていない、もしくは期限が切れている人はパスポートを申請しましょう。
今回はパスポートの期限内だったため当日忘れないように準備するだけ。
2024年2月現在、ハワイ(アメリカ)渡航に必要なパスポートの残存期間は帰国時まで有効なもの(入国時90日以上が望ましい)。
私のパスポートは入国時90日を切っていた(入国時の残存期間は約70日)のですが、問題なく入国できました。
ただし、90日以上が望ましいので心配な場合はパスポートの更新をした方が安心です。
ESTA申請
ハワイに行くには電子渡航認証システムのESTA(エスタ)が必要です。
ESTAの有効期限はパスポートの期限内なら2年間。
出発の72時間前までの申請が推奨されているので忘れずに取得しましょう。
今回は以前取得したESTAの期限が切れているので再度申請。
申請してから2時間くらいで承認されました。
11月上旬に公式サイトから申請
21ドル(カード決済額3,236円)
インターネット上にはESTA取得の代行サイトが多くあります。
代行サイトは高額の手数料を取られますし、中には詐欺サイトもあるので注意してください。
ESTAの公式申請サイトから申請しましょう。
公式サイトでの申請料は21ドルです。
ホノルルマラソン その他の準備
上記で必須の準備を紹介しましたが、あくまで最低限の準備です。
ホノルルマラソンをより楽しむためにも私が他に準備したことを紹介します。
多くの方もやることになるだろう準備もあるので、こちらも忘れずに準備していきましょう。
有給休暇の申請
会社などに務めている人には必須かつもしかすると最大の準備は休みの申請です。
円満に休めるように根回しをしておきましょう。
私は新年度になってすぐ4月に有給休暇の申請をしました。
マラソンの練習
普段から走っている人は特別な練習は必要ないかもしれませんが、そうでない人は少しでも練習はしておいた方がいいです。
私が最後に走ったのは2019年9月の10キロのマラソン大会。
それ以来走らないどころかまったく運動をしていなかったので6か月前くらいから練習を(身体を動かし)始めました。
練習目標は、怪我をしないように少しづつ身体づくりをし大会3週間前には最低20キロを走る。
そして実際にやったことは、
【6月から7月】 週一で運動に慣れる
始めは走った距離よりもどれだけ運動を続けたか時間が大切と聞いたので、距離は気にせず時間を計って運動。
週1のウォーキングから始め、次の週は10分歩いて5分走る×2セット、また次の週は10分歩いて5分走る×3セット、、、のように少しづつ走る時間を増やす。
【8月から10月】 週一で走る
8月になり距離を測り始める。
8月第1週に3キロ、その後10月最終週には8キロ走れるように。
【11月】 心を入れ替えて休日は全部走る
10月が終わった時点で10キロ走れていないことに危機感が湧いてくる。
週一の練習ではどうにもならないということにやっと気が付き休日は毎回走ることに。
結局、練習で走った最長距離はホノルルマラソン2週間前の18キロ。
当初の練習目標の20キロには届かなかったですが、今までの体たらくを思えば頑張ったと言えるでしょう。
【12月】
第1土曜日 5キロ走る
第1日曜日 10キロ走る
本当は疲れを残さないためにも直前にあまり走らない方が良いのでしょうが、最後のあがきで走ってしまいました。
ただ、この時には10キロならそれほど苦も無く走れようになっていました。
ちなみにこの練習の結果、ホノルルマラソンは6時間以内のゴールとなりました。
時間制限のないホノルルマラソンは練習しなくても完走することは可能です。
しかし、初ホノルルマラソンの時は練習をしないで参加し、想像していた以上に辛すぎて軽くトラウマになっています。
あんなに辛い思いはもうしたくないために練習したようなものなので、当日少しでも楽できるように練習はするのに越したことはありません。
マラソングッズの購入
こちらも普段から走っている人はわざわざ用意しなくても大丈夫かもしれませんが、私は久々のマラソンなのでマラソンシューズやマラソンウエアなどの用意が必要でした。
マラソングッズで1番重要なのはマラソンシューズ。
デザインや人気だけで選ばずに、試着して自分に合ったシューズを履きましょう。
私は初心者向けシューズの定番アシックスゲルカヤノ30を購入。
ウエアなどはシューズに比べればそこまで機能性にこだわらなくても大丈夫です。
とは言え大量に汗をかくので汗が乾きにくい綿素材ではなく速乾性や通気性に優れたものを選びましょう。
一式買いそろえると結構な値段になるので昔使っていたものも使いつつ必要な分だけ買い替え。
シューズ(アシックスゲルカヤノ30)
19,800円(税込)
当日着るウエア、帽子、ウエストポーチの他、練習用のウエアや当日の補給食など
15,000円くらい
Tシャツや帽子は現地のホノルルマラソンエキスポ会場で買ってもいいかもしれません。
ただし、希望のサイズが売り切れてしまうこともあるので注意してください。
マラソン後のマッサージの予約
2回目のホノルルマラソンの後にマッサージを受けたら翌日の疲れが明らかに違う!ということで今回もマッサージを受けたいと思っていました。
11月上旬に予約をしようとしたところマラソン当日の午後はいっぱい。
マラソン翌日の月曜日も希望時間は空いておらず、結果火曜日の予約となりました。
マッサージ
11月上旬にVELTRA(ベルトラ)で予約
60分コース2人で29,630円(税・チップ込)
正直高いなとは思いますが、身体が本当に軽くなるのでマッサージはおすすめです。
ホノルルマラソン当日や翌日は予約が埋まってしまうので早めに押さえておきましょう。
海外旅行保険に加入
ハワイの医療費は高額です。
クレジットカードに手厚い保険が付帯されていれば別途加入しなくてもいいかもしれませんが、私のクレジットカード付帯の海外旅行保険では不安が残るため今回はソニー損保で保険に加入することにしました。
クレジットカードの保険で賄えそうな部分もあったため、カスタマイズしクレジットカードの保険で足りなさそうな部分のみ加入。
海外旅行保険
11月下旬にソニー損保公式サイトから加入
8日間 必要な分をカスタマイズ
3,220円
空港からホテルまでの送迎予約
空港からホテルまでUberを利用しようか迷いましたが、今回は定額制のHANA(ハナ)タクシーを使うことにしました。
HANAタクシーは日本からネットで予約でき、当日は事前に連絡する必要がなくそのままピックアップ場所に行けばいいので楽ちんです。
(午前中はドライバーが空港のピックアップ場所を常にチェックするので連絡不要のようです)
支払いは事前払いができないので現地で支払います。
12月上旬ハナタクシー公式サイトから予約
35ドル(チップ込/現地で現金で支払い)
eSIMの契約
今までの海外旅行はWIFIルーターをレンタルしていましたが今回はeSIMを使ってみることにしました。
様々な会社がありますが、初めてのeSIMということで日本の会社のtrifaのアプリをダウンロード。
WIFIルーターに比べて事前登録の手間はありますが、WIFIルーターを借りたり返却する手間もなく、荷物も減らせ、肝心の通信も安定していてとても良かったです。
今後もeSIM使います!
eSIM
12月上旬にtrifaで契約
アメリカ 7日間 3GB
1,570円(5%クーポンを利用)
まとめ
以上今回のホノルルマラソン参加に向けて日本で準備したこととそれにかかった費用を紹介しました。
費用は、円安・物価高、そして何より久しぶりの海外ということで財布の紐がゆるくなり私のホノルルマラソン旅史上の高額となってしまいました。
ただ、航空会社を別の会社にしたり、滞在日数を短くしホテル代を減らしていればずっと安く行けたでしょう。
ホノルルマラソンは普通のハワイ旅行よりも準備すべきことも費用も増えますが、その分普通の旅行では味わえない経験ができます。
この記事がホノルルマラソンに参加する時の参考になれば嬉しいです。