海外のホテルを直接ホテル公式サイトから予約したいけど英語が苦手。大丈夫かな?
海外旅行に個人手配で行く際に、ホテルはどこから予約しますか?
agodaやHotels.comなどのホテル予約サイトを使う人が多いのではないでしょうか?
私もホテル予約サイトを使うことが多いのですが、直接ホテル公式サイトで予約することもあります。
ホテル公式サイトから直接予約をするとなると英語(もしくは現地語)でのやり取りなのでハードルが高く感じるかもしれません。
しかし、日本人も多く泊まるようなホテルの公式サイトは日本語に対応していることも多いです。
日本語に対応していなくても予約フォームに入力していくだけなので、書き方のポイントさえ分かっていれば英語が苦手でも怖がることはありません。
そこで今回は
- 英語に自信が無いけど海外ホテルを直接ホテル公式サイトから予約したい
- 公式サイトから予約する際の英語の書き方を知りたい
という方に向けて記事を書いていきます。
英語で予約となると身構えてしまいますが、この記事を参考に予約フォームを入力していきましょう。
【海外ホテル予約】直接ホテル公式サイトで予約するメリット
海外ホテルを予約する方法はホテル予約サイトが一般的かもしれませんが、直接ホテル公式サイトで予約するメリットもあります。
<ホテル公式サイトで予約するメリット>
- ホテル独自の割引サービスがあり予約サイトよりお得な場合がある
- 予約サイトでは空きがない日でも公式サイトなら空いている場合がある
- 直接ホテルとやり取りできるので安心感がある
基本的に予約サイトの方が値段が安い場合が多いのですが、公式サイトでも予約サイトと同じくらい、もしくは、より安い料金で販売していることもあります。
個人的には、特定の予約サイトのポイントを貯めておらず差額も僅かな場合は、直接やり取りでき安心感のあるホテル公式サイトを使うのもアリだと思っています。
公式サイトは高いと決めつけず、予約サイト・公式サイトどちらもチェックすることをおすすめします。
また、ホテル予約サイトでは満室でもホテル公式サイトでは空いていることもあります。
実際、最近ホテル公式サイトから予約をしたのですが、ホテル予約サイトでは予約できなかった日が公式サイトでは予約できるようになっていました。
【海外ホテル予約】ホテル公式サイトからの予約方法
日本語に対応しているホテル公式サイトもありますが、対応していない場合は英語での入力となります。
しかし、予約フォームに入力するだけなので英語が苦手な方でも問題なく予約できます。
予約自体は簡単ですが、予約条件など重要事項で分からない英語がある場合はGoogle翻訳などを使って内容を把握しておきましょう。
※これから説明する予約方法は一例です。
サイトによって若干異なる点もありますが、必要事項はだいたい同じです。
人数・部屋数・チェックイン・チェックアウト日・部屋タイプ等を入力
「BOOK NOW」(予約はこちら)から予約をしていきます。
「BOOK」=「予約」です。
人数や部屋数を入力、カレンダーからチェックイン・チェックアウト日を選択し希望の部屋タイプを選びます。
ここまでは数字を入力したり選択していくだけなので問題なく進められるでしょう。
部屋タイプと共に予約プランを選ぶ必要があることがあります。
プランによってキャンセル料発生日や条件が変わってくるので注意しましょう。
予約者詳細を入力 英語で住所を書こう
次に予約者の詳細を入力していきます。
特に住所は英語で書く機会があまりなく戸惑うかもしれませんが、書き方さえ分かれば難しくはありません。
<予約者詳細>
- First Name
- Last Name
- Phone
- Email Address
- Country
- Address 1
- Address 2
- City
- State / Province
- Zip / Postal Code
それぞれ書き方を解説していきます。
1.First Name
下の名前
例:山田 花子 Hanako
2.Last Name
苗字
例:山田 花子 Yamada
「First Name」と「Last Name」に分かれておらず「Name」だけの場合は「First Name」と「Last Name」の順で間に半角スペースを入れて書きます。
Hanako Yamada
3.Phone
固定電話や携帯電話の番号
日本の番号の場合、頭に+81を付けてから電話番号の最初の0を取った番号を書きます。
(81は日本の国番号です)
例:03-1234-5678
+81-3-1234-5678
090-1234-5678
+81-90-1234-5678
エラーが出る場合は+や-を抜かして81312345678のように入力してみましょう。
4.Email Address
メールアドレス
自分のメールアドレスをそのまま入力すればOK。
入力を間違えると予約確認メールが届かないのでくれぐれも注意してください。
5.Country
国
例:日本 Japan
6.Address 1
町名以下の住所
日本語とは逆で番地→町名の順番で入力しましょう。
ただしマンション名以下はAddress 2で入力してください。
例:東京都新宿区南西新宿1-2-3
1-2-3 Nanseishinjyuku
番地自体は3-2-1のように逆にしないこと。住所が変わってしまいます。
7.Address 2
マンション名、部屋番号など
集合住宅に住んでいる場合のみ記入。
部屋番号の前には#を入れます。
例:山田パレス111号室
#111 Yamada Paresu
ちなみに○○パレスなどの建物名はローマ字(Paresu)、英語(Palace)どちらでも問題ありません。
Address欄が2つに分かれていない時は、部屋番号→マンション名→番地→町名の順でまとめて入力します。
例;東京都新宿区南西新宿1-2-3 山田パレス111号室
#111 Yamada Paresu,1-2-3 Nanseishinjyuku
※住所の区切りごとに「,」を入れておきましょう。
※ただし数字の後ろ(部屋番号や番地の後)は「,」の必要なし。
8.City
市・区・郡
例:神奈川県横浜市 Yokohama-shi
東京都墨田区 Sumida-ku
埼玉県秩父郡 Chichibu-gun
こちらは「-shi」などは省略しYokohamaだけでも大丈夫です。
ただし、大阪府大阪市など都道府県名と市名が同様の時は、区別をするためOsaka-shiのように「-shi」を付けた方が分かりやすいです。
9.State / Province
都道府県
例;東京都 Tokyo
京都府 Kyoto
神奈川県 Kanagawa
北海道 Hokkaido
こちらは都(-to)、府(-fu)、県(-ken)を付けないのが一般的です。
北海道もHokkai-doとはせずHokkaidoで大丈夫です。
10.Zip / Postal Code
郵便番号
〒のマークは入れず数字だけ入力します。
例:〒123-1234
123-1234
支払い情報を入力
予約時にクレジットカード情報が必要となります。
カード番号(Card Number)、有効期限(Expiration Date)、カード名義人名(Name on Card)をそのまま入力すればOKです。
キャンセル(返金)不可のプランは全額、それ以外は初日の宿泊費が引き落とされるのが一般的ですが、ホテルによって異なるので予約時に確認しておきましょう。
予約確認
最後に「COMPLETE BOOKING」(予約完了)をクリック。
予約情報と予約番号が表示されます。
ホテルからの予約確認メールが届きますが、予約番号はスクショを取るなどして必ず控えておきましょう。
【海外ホテル予約】ちょっとしたトラブルがあった話
今回、予約完了後に予約完了メールが届かないというトラブルが起きました。
私が予約したホテルは予約番号が分かれば、仮にメールが届かなくても公式サイトから予約の確認ができます。
しかし、メールが届くだろうと油断し予約番号を控えていませんでした。
予約番号と予約完了メールを送るというメッセージが画面に出たので間違いなく予約は取れているはずですが証拠が残っていません。
結果、ホテルへ直接メールを送って予約を確認し、予約案内書を再度送ってもらいましたが、英語が得意ではない私はメールの英文をAIを駆使してなんとか考えたりと手間も時間もかかってしまいました。
予約自体は簡単ですが、万が一問題が起きると英語が苦手な人は苦労するので注意が必要です。
これからは絶対スクショをとっておくよ。
【海外ホテル予約】まとめ
海外のホテルを直接公式サイトから予約するのは、初めは英語に戸惑うかもしれませんが、電話番号や住所などの書き方さえ覚えておけば問題なく予約できます。
問題が起きた時は直接英語でやり取りをしないといけませんが、単に予約を取るだけなら問題が起こることはめったにないのであまり心配しなくても大丈夫です。
もし、何かあった時に予約番号が分かればスムーズに事が運びます。
メールで予約確認書が届くのが一般的ですが何かの原因で届かないこともありますので、予約完了画面に出てくる予約番号は必ず控えておくようにしましょう。
ホテル公式サイトでは、思わぬお得なプランや予約サイトでは予約できない日でも部屋が取れたりすることもあります。
この記事が海外のホテルを直接公式サイトで予約する際の参考になれば嬉しいです。